【 読書 ・男と女の違い 】男と女では、「話を聞いてほしい」と感じる相手が違います。他人から尊敬されたい男は、人前で話が長い。身内に共感されたい女は、気を許した相手に話が長い。男の話には感心して、女の話には共感して、聞こう。
夫婦の会話
A) ここが違う
男:男は人前で話が長い
女:女は気を許した相手に話が長い
B) 円満な夫婦の会話の基本フレーズ
男から女へ: そうだよね、わかるよ。 …確かに
女から男へ: そうなんだ、よかったね!
【展開】
男と女では、「話を聞いてほしい」と感じる相手が違います。また、望むところも違います。男は他人から尊敬されたい、女は身内に共感されたい。
A) ここが違う
男:男は人前で話が長い
男性が話を聞いてほしいと感じる相手は「他人」です。
男性は「世界に認めてもらいたい」「より多くの人に影響力を与えたい」「尊敬されたいという欲求があるため、人前で話す機会を与えられると、どうしても話が長くなります。特に自分の得意分野、仕事に関わる専門分野の話だと、長くなる傾向にあります。大勢を前にした男性のスピーチは、結局のところほとんどが自慢だといってもいいでしょう。
一見「話したがり」の男ですが、妻の前では一転、非常に無口になります。家ではリラックスしたいと考えているため、おしゃべりをするエネルギー自体を節約するのです。
女:女は気を許した相手に話が長い
いっぽう、女性が話を聞いてもらいたい相手は「身内」です。女はおしゃべり自体が好きですし、話すことで「ストレスを解消したい」「共感し合いたい」と思っています。
そのため、夫や子ども、親しい女友達など、気を許した相手ほど長話をする傾向にあります。逆に、人前できちんと目的を持ってプレゼンやスピーチをするのは、不慣れなことが多いようです。
B) 円満な夫婦の会話の基本フレーズ
男から女へ: … そうだよね、わかるよ。 …確かに
基本スタンスは味方になって共感。すべての語尾に「よね」をつけるだけで、共感してるっぽく聞こえます。アドバイスしたいときには「~っていう手もあるよね」と選択肢を提示。
女から男へ: そうなんだ、よかったね!
基本スタンスは応援。「さすが」「すごい」を繰り返しすぎたときは、素直に感想を。アドバイスしたいときには「よくわからないけど、~~だったりするんじゃないかなあ」と遠回しに。
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.25
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