【 スティーブ ジョブズ ・ スピーチ 】 米スタンフォード大卒業式(2005年6月)にてジョブズ氏のスピーチ、「3つ目の話は死についてです」。自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つ
ジョブズ氏は、語ります。
===== 引用はじめ
自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。
===== 引用おわり
https://note.com/sangmin/n/nb90e3eb41e99
ジョブズ氏が「重大な決断を下すとき」、「永遠の希望やプライド、失敗する不安」が、判断を狂わすようです。その判断を間違えると、会社が倒産し、何万人という従業員が路頭に迷う。「こうすればうまくいく」という確たる根拠がないにも関わらず、決断を先延ばしすることができない、…「重大な決断を下すとき」とは、このような時ではないでしょうか。
座禅を組んで、頭を空っぽにして、煩悩を断ち切る、その座禅を組む代わりに、「自分はまもなく死ぬという認識」を働かせる。ということだと思います。
「治癒の見込みがないがんで、もっても半年だろう」と医者に宣告された結果「自分はまもなく死ぬという認識」に至り、そこから「重大な決断を下すときに一番役立つ」という確証に至ったのでしょう。
そして、決断し方向を方向が決まったら、綿密に計画を立てて、実行し、実現していく。この段階で、「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日の予定は、本当に私のやりたいことだろうか?」と問うのは、私は間違いだと思います。
ここでは、今日と明日が確実にリンクしています。「今日が自分の人生最後の日」と思わないからこそ、努力を積み上げられます。
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