2016年8月7日(日)放映済み Eテレ「こころの時代」
こころの時代アンコール
禅僧ティク・ナット・ハン2 ひとりひとりがブッダとなる
※ 本ブログ「(598) 逝きしあなたと私」で触れている。
===== 引用 はじめ
…
彼女は“1頭の牛”を手離すことに成功しました。
私たちが持っている“大きな牛” それは、
“これが幸せだ”という考えです。
例えば、“自分はこんな状況にあれば”
“この人と結婚したら”
“この家を買えば幸せになれる”
そうでなければ、幸せになれないと
思っています。
“幸せの考え”のせいで苦しみます。
その考えによって苦しみ続けます。
それに気づいて
“幸せの考え”を手離してみましょう
幸せだと思っているのは、
牛のようなものです。
そういう考えが実は喜びや幸せへの障害だと
分かって手離せば、
幸せと喜びは、すぐにやってきます。
===== 引用 おわり
・ 目標設定し、
・ それを得るための道筋を明らかにし、
・ 実施し、
・ 目標を達成する
典型的な欧米流のアプローチだろう。
・ お金持ちになるには、このアプローチで成功する
・ 幸せになるには、このアプローチでは失敗する
お金持ちになるために成功実績のあるアプローチを
幸せになるために使おうとするところで、
間違いを犯している。
お金持ちになりたいのか、幸せになりたいのか。
この二つは、別物である。
目標達成型で幸せになろうとするアプローチにおいて、
失敗パターンは3つあると思う
①
設定目標を達成できない
(「だから私は幸せになれない」と落ち込み、気力を失う)
②
設定目標を達成するために、大切なものを犠牲にしてしまう
(幸せがくる前に、大きな不幸がやってくる)
③
設定目標を達成した喜びのすぐ後に虚しさを感じ、
その設定目標を達成しても幸せになれないことに気付く
(つかの間の幸せは得たけれど、幸せは持続せず、
次の目標設定に向かう)
目標を設定することに異論はないが、
幸せは、
たどり着いたゴールにあるのではなく、
そこへのプロセスの中にあるのではないか。
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