何故、戦争をするのだろうか。
私が想定したのは、四つのケースである。
(1)
支配・圧政からの独立、自治の回復・獲得のための戦争(国内)
ジャスミン革命(チュニジア)、アラブの春(エジプト、リビア)など
(2)
武器商人、武器輸出(国策)を背景とした戦争(国内・国間)
アフリカでの各種紛争。アメリカのイラク侵攻にもこの要素があったと思う
(3)
「力による現状の変更戦争(侵略)」と、反撃(国間)
イスラム国(IS)、ロシアがクリミアへ、中国が南シナ海・東シナ海へ
(4)
テロ攻撃、被害(地域)、防テロ
アメリカ・ニューヨーク、
トルコ・イスタンブール、バングラデシュ・ダッカ、
ベルギー・ブリュッセル、フランス・ニースなど
シリアでは、政府軍対、反政府軍およびクルド人(1)、ロシアから政府軍へ武器提供(2)、イスラム国(IS)(3)、ISなどによるテロ(4)と、全てがそろっている。
(1)
支配・圧政からの独立、自治の回復・獲得のための戦争(国内)
日本国内で発生するとは、考えられない
(2)
武器商人、武器輸出を背景とした戦争(国内・国間)
(A) 日本が武器輸入して国内が戦争状態になるとは考えられない
(B) 日本が武器輸出するために、他国に介入することも考えられない
(3)
「力による現状の変更戦争(侵略)」と、反撃(国間)
(A) 日本が「力による現状の変更戦争(侵略)」するとは考えられない
(B) 「国際法を守らず、自己主張ばかりして話し合いの余地のない国」から
武力攻撃を受けることは十分考えられる(中国からの挑発が続いている)。
①
中国が南シナ海への侵略し、日本の国益を阻害する
②
中国が尖閣諸島、沖縄への侵略する
③
北朝鮮から、日本攻撃の恫喝を受ける
(4)
テロ攻撃、被害(地域)、防テロ
(A) かつての日本赤軍のように海外に向かってテロできる集団はないだろう
(B) 日本がテロ攻撃にさらされる危険は大いにある
(C) 日本がテロを防ぐ国際的な活動に貢献する必要があろう … (B)の対策
安全保障関連法案が施行されたからといって、第96条(憲法の改正)や憲法9条(戦争の放棄)が変わったからといって、
・ (2)(B) 日本が武器輸出するために、他国に介入する
・ (3)(A) 日本が「力による現状の変更戦争(侵略)」する
・ (4)(A) かつての日本赤軍のように海外に向かってテロを実行する
ようになるとは、とても考えられない。
そのようなことを発議する政党はない。賛成する国民もいない(零ではない?)。
日本国および日本国民を戦争から守るために、緊急に対応せねばならない項目:
・ (3)(B) 「国際法を守らず、自己主張ばかりして話し合いの余地のない国」から武力攻撃を受けたときに、日本の国益を守る。具体的には、
①
中国が南シナ海での不法な支配を徹底した時に、日本の国益を守る
②
中国が尖閣諸島、沖縄への侵略してきたときに守る
③
北朝鮮により、日本国攻撃の恫喝を受けたときに、日本を守る
「問答無用の武力行使」に対する有効手段がない限りは、日本を守れない。
反撃の有効手段があってはじめて、交渉が俎上にのぼる。
(戦争回避の可能性が発生する)
攻撃されて反撃できなければ、屈服し、一方的に国益を放棄し、国でなくなる。
・ (4)(B) 日本をテロ攻撃から守る
・ (4)(C) テロを防ぐ国際的な活動に貢献する … (4)(B)の為に必要
0 件のコメント:
コメントを投稿