【 日本語 ・ 造語 】日本では明治時代に「サイエンス」を「科学」と翻訳した苦労を通じて外来の文化・文明の正体を理解し消化、受容したことが日本の発展の基礎になったという。中国や韓国は。今でも漢字で造語。日本はカタカナ書きして短縮
1.
日本では明治時代に「サイエンス」を「科学」と翻訳した苦労を通じて外来の文化・文明の正体を理解し消化、受容したことが日本の発展の基礎になったという
2.
米国経由の新しい概念である英語の「セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)」
2.1.
日本ではカタカナを短くして「セクハラ」。日本でしか通用しない
2.2.
韓国では「性戯弄」と漢字語に翻訳して、韓国語読みで「ソンヒロン」と称している。現代の韓国人は漢字を使わないので意味がわからない。それでも漢字で言葉を作っている
3.
日本と中国の違い
3.1.
日本語ではカタカナ表記があり、最近は「インターネット」や「ソーシャル」といった言葉が幅を利かせている。折角作った「電池」も「バッテリー」になってしまった
3.2.
中国におる漢字への翻訳というか“漢字造力”は素晴らしい。たとえばテレビは「電視」だしコンピューターは「電脳」でスマホは「手機」といっている。
===== 引用はじめ
今年も反日・愛国ムードが一段落した夏の終わりに「科学哲学」が専攻というある学者の論評が目にとまった(8月31日付、中央日報「科学という言葉を作り出した理由」)。日本が明治時代に「サイエンス」を「科学」と翻訳した苦労を紹介し、そうした苦労を通じて外来の文化・文明の正体を理解し消化、受容したことが日本の発展の基礎になったというのだ。
===== 引用おわり
<出典>
黒田勝弘 日本語の造語能力の衰退?
【から(韓)くに便り】 産経新聞(2021/09/30)
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