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2017年12月11日月曜日

(1083) 「満天のゴ-ル」発刊記念イベント  藤岡陽子さんによるト-クライブ


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(K0224) 「予防の習慣化 仲間は大切」 / 健康寿命延伸、認知症対策を探る(1) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/12/k02241.html
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 昨日(12/10)の午後には、隆祥館書店のイベントに参加した。
http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/2017/11/20171210-%E6%BA%80%E7%82%B9%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%88%8A%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88-%E8%97%A4%E5%B2%A1%E9%99%BD%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96-%E5%8F%B8%E4%BC%9A%E8%81%9E%E3%81%8D%E6%89%8B%E4%BA%8C%E6%9D%91%E7%9F%A5%E5%AD%90-no185.html

 添付写真は、隆祥館書店のFacebookから転載させていただいた。

 

 私は「少子高齢化における生き方」を探っているが、その一環としてホスピスボランティア養成講座を受け、その実習として最近、在宅医療に携わる看護センターの看護師さんに同行する体験をしたところである。それに関係しそうなので、参加してみた。

 

 いくつもの人生を織り込みながら、小説を構成したようだ。

  無医村で在宅患者を看取る若い医師の物語

  ゴールを目指して最期の時を過ごす人の物語

  DVを受ける環境で育ち、成長した青年の物語

  夫が浮気をし、離婚を迫られている女性の物語

  素直に、無邪気に生きる少年の物語

  お母さんになりたかった看護師の物語

 

謎を含みながら話は進む。

読みやすい本だった。

読み終わって確認した。最初の方に伏線がいくつもあるが、ストーリーにほころびはない。

 

上記「隆祥館書店のFacebook」には、次のように書いてあった。

===== 引用はじめ

心に響くフレーズ

◎誰にも救ってもらえないのなら、あなたが救う人になればいい。救われないなら救いなさい(P.236)(P.268-269)

◎人が人と関わり続ける限り、相手を思う気持ちが生まれる(P.276)

◎子どもが小さいうちは、子供の心を育てることが一番大事な仕事やから

===== 引用おわり

 

どれも私の心に響いた。

私の心に響いたフレーズをもう少し追加しておく。


  なんとかしようと真剣に思って生きていれば、案外ちゃんとやっていけるんですよ(P.117)

  重くて辛くて、それでも手放せない過去を人は誰しも持っていますよ。でもその後悔が、生きる意味になることもありますよ(P.132)

  一段一段や。仕事の上達は階段を上がるのと同じや。上がるのをやめてしまったらそこから先の景色はみえへんぞ(P.154)

  自分の頑張りに星をくれる人がいる。それだけで人は生きられるのかもしれない(P.240)

  全力で生き抜いた先に死があるのだとしたら、死は生きたことの証にちがいない(P.292)


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