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スタニスワフ・レム『ソラリス』、100分de名著
第1回 12月 4日放送/12月 6日再放送
第2回 12月11日放送/12月13日再放送第3回 12月18日放送/12月20日再放送
第4回 12月25日放送/12月27日再放送
月曜日 午後 10:25~10:50
(再)水曜日 午前 05:30~05:55
午後 00:00~00:25
2014年発売の「S・Fマガジン」(早川書房)創刊700号記念特大号で発表された読者投票による「オールタイム・ベストSF」では、海外長編部門の第一位がレムの『ソラリス』だった。しかし、SFに興味のない人はレムの名前すら知らないし、作品もまったく読んだことがないという状況になっている。あまりにももったいないので、「100分de名著」で取り上げることにした。
以降、あらすじを中心に紹介する。
この小説の主人公は、クリス・ケルヴィンという心理学者である。小説はカプセルに乗ったクリスが惑星ソラリスの観測ステーションに到着するところから始まる。
ハリーが自殺したことは、クリスのトラウマになっていた。そのような記憶が、ある変化した形を持って眼の前に突然現れる。言葉でははっきり言い表したくない関係にあったハリーが、実態として肉体を備えた、疑似ハリーと言うべき姿となって現れた。
出典
沼野充義(2017/12)、スタニスワフ・レム『ソラリス』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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