画面の説明

このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2017年12月10日日曜日

(1082)  フランクル研究会(1)


      最新投稿情報
=====
(K0223)  ヘルスケア委員会発足 / 健康寿命延伸、認知症対策を探る(0) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/12/k0223-0.html
=====
 


 本日(12/10)午前、久しぶりにフランクル研究会に参加した。

===== 引用はじめ
研究会でなされるテキスト解釈と参加者の読書体験の距離を縮め、敷居を少しでも低くしようという狙いのもと、講読のスタイルを変えようと思います。特に当番を決めてレジュメを作ってくるということもせずに、具体的には輪読のようなスタイルで、テキストを一段落ずつ、ゆっくり読み進めて行きたいと思います。
===== 引用おわり
http://www.geocities.jp/franklken/

 
 ヴィクトル・E・フランクル著、池田香代子訳『夜と霧』(新版)(みすず書房)の、今回は4656頁だった。先を急がず、ゆったりとしたスピードである。

 「ちゃんとしたことを言おう」と思ってしまうと何も言えないので、フランクル理論から少し外れているかなと思いつつも、発言させていただいたところ、詳しい方がちゃんとフォローしてくださった。色々と気づきの多い会だった。
 

今回の範囲のタイトルは

  被収容者の夢

  飢え

  性的なことがら

  非情ということ

  政治と宗教

 
 極限状態におかれている人が感じ・考えたことを、そのような極限状態を経験していない我々がどこまでわかるのだろうかという不安はある。フランクルと同じように感じ・考えることはできないが、自分の生き方、あるいは、他の方々の生きている様子に照らし合わせて、自分なりには納得した。自分よがりの解釈も入っているとは思うが、今だけを考えると、自分の中にためているリソースを元に、その範囲でしか読めない。

 自分なりの考え方はまとめるが、「わかった」とは思わず、ゆっくり学びながら、間違った解釈があれば、ゆっくりでもしかたがない、訂正していきたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿