前回からの続き
視察団の中に喫煙者がいて、駅で煙草を吸おうとすると、すかさず近くの人が「ここは喫煙だから吸ってはいけない」と注意してきた。それが何回かあった。
オーバーな言い方かも知れないが、
「日本は大切な物を失いつつある」
「日本は壊れつつある」
「日本を再建せねばならない」
と思った。
思うのは良い。しかし。
煙草を吸っている高校生がいて、本当に私は「吸ってはいけない」と言えるか。
シルバーシートで年寄りを立たせて平気で座っている若者に「席を譲れ」と言えるか。
生身の人間として、悶々としてしまう。
勇気がないからだろうか。
私は、「いけない人」なのだろうか。
「何故、声かけしないのかと言うと、…」と言うと、それは言い訳なのだろうか。
少し休んで、続く
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