【 インフルエンザ ・ 中等症 】新型コロナでの「中等症」とは、肺炎が生じているケースが該当し、通常であれば入院は避けられない。「コロナの『中等症』は、コロナの中では中程度ということ。肺炎を起こしている時点で病状は十分に重い」
政府が新型コロナウイルスの患者が急増する地域で重症者や重症リスクの高い患者以外を自宅療養とする方針を打ち出したことへの波紋が広がっている。 … 「中等」という言葉の印象や、一部は自宅療養になるのではないかという見方から、「それほどひどくない」と思われるかもしれないが、「世間がイメージする症状と実際の病状にはギャップがある」と専門家。コロナの中等症は肺炎の所見を意味し、人生で最も苦しい経験になるという。
《軽症や中等症といってもピンとこない方もいるので、スライドを作ってみました》。米国で内科医として勤務する安川康介氏がツイッターに投稿した図解が話題だ。軽症や中等症に対する世間と医療従事者との認識の差を示す内容。
厚生労働省の資料によると、そもそも新型コロナでの「中等症」とは、肺炎が生じているケースが該当する。宮下氏によると、一般的な風邪やインフルエンザで肺炎に至るのはかなり重いケースに相当し、通常であれば入院は避けられない。「コロナの『中等症』は、コロナの中では中程度ということ。肺炎を起こしている時点で病状は十分に重い」(宮下氏)。
また、「コロナはインフルや風邪のようなもの」との意見には、「そうなるのはワクチン接種が進み、特効薬ができてからだ」とクギを刺す。
<出典>
医師「中等症は人生で一番苦しい」 世間と病状のギャップ大きく
産経新聞(2021/08/06)
https://www.sankei.com/article/20210805-MEXDFDKNLJKSVPIJQ6VTI5SGCY/
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