【 オリンピック ・ 試合後インタビュー 】負けた直後のインタビューは、残酷だと思う。言葉に詰まる人を見ていると胸が痛くなる。非人間的だ。大相撲のインタビュー方式が良いと思う。心の整理がついてからのインタビューは、聞きたい
オリンピックで試合後にインタビューを放映している。結果に満足している選手のインタビューは良いのだが、負けた直後のインタビューは、残酷だ。言葉に詰まる人を見ていると胸が痛くなる。冷静に誠実に受け答えしている人もいるが、どうなのだろう、進んで答えてくれるなら良いが、拒否できない状況でインタビューを強いるのは、非人間的だと思う。テニスの大坂選手がインタビューを拒否したのは、こういうことだったのかと思った。
相撲の伝統は、敗者に敬意を払う。大相撲のインタビュー方式が良いと思う。放映されるのは、勝った人だけ。負けた人にもインタビューをしているが、アナウンサーが自分の声だけで伝える。力士の声がなく「無言のままで戻っていきました」ということもある。これで十分だ。悔しい気持ちは十分伝わってくる。
時間が経って、心の整理がついてから、本人が進んで語ってくれる話は、ぜひ聞きたい。とても貴重な体験が語られるだろう。本人にとっても、いつまでも胸の中に置いておくのではなく、外に出すことにより、次のステップに雄々しく向かっていけるようになるだろう。これなら、誰にとっても、意義あるインタビューになる。
<添付>
1次リーグ敗退の桃田賢斗「自信をもってプレーできなかった」 試合後インタビュー
https://2020.yahoo.co.jp/video/highlight/6265584206001
動画があります。
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