私にとっては「生への執着が先ずなくなり、次に死が訪れる」が「尊厳ある死」であるといった(670)(673)。そのためにどうすればよいか。
前回と同様に、5つに分けて考える。「(1)老衰による死」「(2)病により早められた死(例えば、癌で余命を宣告された)」「(3)事故や脳溢血等によるによる突然の死」「(4)事故や脳溢血等による、植物状態を経由しての死」「(5)認知症を経由しての死」
「(3)事故や脳溢血等によるによる突然の死」「(4)事故や脳溢血等による、植物状態を経由しての死」のケースでは、生へ執着することなく終わってしまう。考える余地はない。
考えるべきは、「(1)老衰による死」「(2)病により早められた死(例えば、癌で余命を宣告された)」「(5)認知症を経由しての死」のケースである。
共通するのは、死が間近に近づいていることである((5)は、認知症が間近に近づいている)。その状況において、「死が来る前に、生への執着がなくなる」が課題になる。
そのためには、次の三つが大切だと思う
(1)
過去を考えない
(2)
未来を考えない
(3)
今できることを考える
では、どのようにすれば、上記三つができるのか。
0 件のコメント:
コメントを投稿