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2016年10月6日木曜日

(653) 四葉のクローバー / NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(2)


 ===== 引用 はじめ
 
(四つ葉には)それぞれ意味がある。
勇気、愛情、信頼、希望。
それが全部揃うと、幸せになれるの。
忘れんとってな、大人になっても。

===== 引用 おわり

(注)所説あるが、私は上記を気に入っている

           「希望」「信仰」「愛情」「幸福」
           「希望」「誠実」「愛情」「幸運」

 

「それが全部揃うと、幸せになれるの」
その通りだと思うし、一方、そうではないとも思う

 
なぜ、そうでないと思うのか
それでは足りなそうな気がする

 
足りなさそうなのを思い浮かべると、
B.「健康」「お金」「人脈」「名声」、…

これに対して、

A.「勇気」「愛情」「信頼」「希望」
何か、違う塊のように見える

 

Aは、心の持ち様である。これにより「幸福」になれる

Bは、「幸福」になるための土台である

 

AとBとは、並列ではなく、位置づけが違う

Bがあっても、Aがなければ、「幸福」にはなれない
Bが損なわれても、Aがあれば、「幸福」になるチャンスはある

なぜなら、「幸福」というものは、心の持ち様だから

 

 
年をとって、引退する

 
「名声」は遠ざかり、収入が無くなって「お金」が減り、

引退に伴って「人とのつながり」が希薄になり、
近しい上の年代や同年代が死んでいってさらに希薄になり、

やがて、体力は衰え、「健康」も怪しくなる

 

抗っても(例えば、アンチ・エイジング!と頑張っても)、
自然の摂理には、抗いきれない

 
「生涯現役」も結構だが、
そのためには、現役でいられなくなる前に死なねばならない

もう一つの人生を、楽しもうじゃあないか
失うものがあって、大切なものが鮮明に見えてくる

 
だからこそ、
 
A.「勇気」「愛情」「信頼」「希望」
 
を大切にしたい

 

そして、気付く

若い時、
 
B.「健康」「お金」「人脈」「名声」、…
 
を獲得し、「幸福感」に酔いしれていたことを

 
 
「幸福」と「幸福感」とは違う

 
Bが与えてくれるものは、
「幸福感」であって、「幸福」ではない

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