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(K0685) 胃婁の選択 / 最期の選択(1) <脳の健康><介護><臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/03/k0685-1.html
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大阪市の地下鉄を運行する大阪メトロの公式サイトの外国語ページで、誤訳があった。インターネット上でも「英語がめちゃくちゃ」「目も当てられない」などと話題になっていた。
「堺筋」→「Sakai muscle」(堺 筋肉)
「3両目」 → 「3 Eyes」、
駅名の「天下茶屋」 → 「World Teahouse」
公式サイトには英語と中国語、韓国語、タイ語のページがあり、いずれも作業の効率化のために米マイクロソフトの自動翻訳ソフトを利用していた。
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このニュースから何を読み取れるか、何を学べるかを考えてみた。
一つは、「主体損失の危機」
この翻訳者は、自動翻訳ソフトを使って、翻訳をしたのではない。
自動翻訳ソフトの結果を、書き写しただけである(つまり、翻訳者ではなくなっている)。
「IT(*) が(翻訳者としての)主体を崩壊させた」事件と見ることもできるのではないか。
(*) IT:インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術この記事を「馬鹿なことをしたな」と蔑んで終わるのはもったいない。誰かを非難して、自らの快感を覚えるだけではもったいない。
たまたま翻訳の場で起こった、「ITが主体を崩壊させた」事件だと考えると、この教訓の適用対象が一気に広がる。
<出典>
「天下茶屋」を「ワールドティーハウス」 / 大阪メトロ サイト誤訳産経新聞(2019/03/19夕)
「堺筋」を「サカイマッスル」と誤訳 大阪メトロ
https://www.sankei.com/life/news/190318/lif1903180052-n1.html
添付図は、JR西日本のホームページ(適切と思われる)から抜き出し・記入
http://www.westjr.co.jp/global/en/timetable/pdf/map_osaka.pdf
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