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2018年3月9日金曜日

(1167)  子の命を守るために親が犯罪を犯すのは当然

 
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(K0308)  怒涛の一週間 /自治会長奮闘記(1) <地域の再構築>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/03/k0308-1.html
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 単純作業をしながら、テレビをつけていた。えっ?と思って、しばらく真面目に見た。番組は、「税務調査官窓際太郎の事件簿25」(主演:小林稔侍)。
 
 
 子供に心臓移植をさせるため親が犯罪を犯した。それを暴いた窓際(まどべ)に対して、犯人が「子の命を守るために親が犯罪を犯すのは当然」と言い張る。「違う」と言って、窓際は続けた。
 
 私が小さい時、家が貧しくて、十分食べられずに、いつも空腹だった。ある日お母さんと歩いていたら、おいしそうな饅頭があった。お腹がすいて、すいて、思わず盗もうとした。母が、私の手をピシャッと叩いて言った。「あなたが盗むなら、私が盗む」。結局、盗まなかった。
 
 もし、あの時、母が盗んだ饅頭を食べていたら、私は一生それで苦しんだだろう。
 



 子どもの容態が急変した状態で以上の会話があった。間もなく、子どもは死んでしまう。と、小さなベッドが運び込まれた。「これを見てください」と紙切れが示された。そこには子どもの字で「僕が死んだら、心臓は無理だけれど、肝臓でも角膜でも使えるものは全部移植で使ってください」と書いてあった。「子どもの意思は確認できました。後は親の同意があれば、移植できます。一刻を争います。」
 
 父親は、悩んだのち、了解した。





【豆知識】
因みに、「犯罪を犯す」は、重複があっておかしそうだが、正しい表現らしい。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1460374344

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