2017年3月22日(水) BS朝日 放映済み
むかしむかしあるところに。
本当の桃太郎・浦島太郎・金太郎SP
(添付写真は、TV画面より)
このところ、三太郎 CMを毎日のようにテレビで見ている。
その三太郎を2時間のスペシャル番組で紹介していた。
3つの物語に位置づけの違いがある
モデルの有無。番組では、浦島太郎と金太郎はモデルがあるので「伝説」だが、桃太郎にはモデルがないので「昔話」だという解説があった。ただ、桃太郎のモデルとしていくつもの説があり(40?)、確定できないのが実態のようである。
桃太郎・浦島太郎・金太郎については、ほとんどの日本人がほぼ共通の理解をもっていると思うので、あらすじは示さない。これらの話は、いずれも、教科書にダイジェスト版や唱歌が紹介されているので、共通理解が形成されているのだろう。
先ずは元の話があって、そこからバリエーションが広がり様々な物語が伝えられたが、巌谷小波の「日本昔噺」叢書に集約され、それが教科書に収録されて一本化されたという経緯のようだ。
異説が色々ある。そちらの方が興味深い。
桃太郎は桃から生まれたのではないという話もあるらしい。桃を食べた老夫婦が若返って、子どもを授かった。希望のある話だ。
浦島太郎は、おじいさんにならなかったという話もあるらしい。鶴になって天に昇った。「鶴は千年亀は万年」、めでたい話だ。そもそも亀を助けたのに最後はおじいさんになってしまうのは、後味が悪い。
金太郎は「金時豆(きんときまめ)」の名前の由来でもあり、更に息子の坂田金平は「きんぴらゴボウ」の名の由来で知られる。金太郎飴もある。何故か、食べ物ばかりだ。
今回が、最終回
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