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2017年3月21日火曜日

(819) 優しいけれど正しくない


前回は「正しいけれど優しくない」を、
なるほどその通りだと思ったうえで、

「正しさを追求すると、正しくなくなる」を派生させた。

 
今回は、逆にして
「優しいけれど正しくない」を、さらにもう一つ派生させる。

これもまた正しいと思う。

 
子どもが辛い思いや悲しい思いなど負の精神状態であっても、しばらくは、じっと見守り、自分の力で切り抜けようとするのを見守るべきときもある。そうしないと成長の芽を摘んでしまう。その時に可哀そうなのでと直ぐに助け船を出してしまうのは、「優しいけれど正しくない」

 
「正しくないし優しくもない」ことは、よくあることだ、

「正しいけれど優しくない」でも「優しいけれど正しくない」でもなく、「優しくて正しい」のが良いのだが、なかなか難しい。

 
現実的には、

「正しい」ことに気を取られる人は「正しいけれど優しくない」にならないように注意する。

「優しい」ことに気を取られる人は「優しいけれど正しくない」にならないように注意する。

 
あるいは、

「正しい」ことに気を取られる時は「正しいけれど優しくない」にならないように注意する。

「優しい」ことに気を取られる時は「優しいけれど正しくない」にならないように注意する。

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