WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本チームは、1次リーグから無傷の6連勝で、準決勝進出を決めた。本番前のモタモタは何だったのだろうか。選手一丸と勝利とが好循環している。
WBCは、日本得意のパターンだろう。寄せ集めの選手が速やかに一丸となって、互いに士気を高めている。
40年前、就職して直ぐ、合宿での新入社員教育があった。「これまでは打ち上げで、駅伝方式で走っていたが、今回はやめる」。「無理をして怪我人が出ると困る」というのが理由だった。日頃は走っていない人が必死に走ると、怪我もするだろう。
前のランナーがヘロヘロになって、予定より1分遅れてタスキをわたしたとする。「よし、俺がお前の1分をカバーする」と勇んで次の走者が走り出す。美化しているかも知れないが、駅伝の私のイメージである。
水泳でも陸上でも、リレーになると、日本は合計タイムの順番より上になる。陸上ではバトンのわたし方もあるだろうが、ともかくチーム力を発揮する。メダルもとった。
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