「ほんとう」を問い続けて
~ 『100分で名著』 3月27日(月) 22:25 – 22:50 Eテレ 放映 ~
今回は、本文のみ
説明は、次回。
(1)
「学者アラムハラドの見た着物」
===== 本文 はじめ
学者がくしゃのアラムハラドはある年十一人の子を教えておりました。
みんな立派りっぱなうちの子どもらばかりでした。
王さまのすぐ下の裁判官さいばんかんの子もありましたし農商のうしょうの大臣だいじんの子も居いました。また毎年じぶんの土地から十石こくの香油こうゆさえ穫とる長者ちょうじゃのいちばん目の子も居たのです。
※ 以降は、下記サイトを参照してください
===== 本文 おわり
(2)
「ポラーノの広場」
===== 本文 はじめ
そのころわたくしは、モリーオ市の博物局に勤めて居りました。
十八等官でしたから役所のなかでも、ずうっと下の方でしたし俸給ほうきゅうもほんのわずかでしたが、受持ちが標本の採集や整理で生れ付き好きなことでしたから、わたくしは毎日ずいぶん愉快にはたらきました。
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===== 本文 おわり
(3)
「マリブロンと少女」
===== 本文 はじめ
城あとのおおばこの実は結び、赤つめ草の花は枯かれて焦茶色こげちゃいろになって、畑の粟あわは刈かりとられ、畑のすみから一寸ちょっと顔を出した野鼠のねずみはびっくりしたように又また急いで穴の中へひっこむ。
崖がけやほりには、まばゆい銀のすすきの穂ほが、いちめん風に波立っている。
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===== 本文 おわり
(4)
「銀河鉄道の夜」
===== 本文 はじめ
一、午后ごごの授業
「ではみなさんは、そういうふうに川だと云いわれたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊つるした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところを指さしながら、みんなに問といをかけました。
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===== 本文 おわり
引用:
山下聖美(2017/3)、『宮沢賢治スペシャル』、100分de名著、NHKテキスト
写真:作品群(4)
4月は、
三木清『人生論ノート』
講師:岸見一郎
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