前回からの続き
引用は同じ(再掲)
①
自分を責めるか、許すか
②
相手を責めるか、許すか
この二つは、別々のように思えるが、実は連動している。
> 自信がなく、自分で自分を責めがちな人は特に、外の世界に加害者を創造しやすい印象がします。
実際にそういうことが起こっているし、その説明もつく。
自分を責める人は、自分を責められて当然の人だと思い、ならば、相手も自分を責めて当然だと思い込んでしまう。すると、責める言葉を言われなくても、「口に出さなくても心では責めている」とか、「あれは責めている目つきだ」とかなってしまう。その結果、「あの人は私を責めた」ということになり、相手が加害者になってしまう。
自分で自分を許している人は、相手も自分を許すだろうと想像する。
自分を責めている時も、相手を責めている時も、心はとっても苦しい。でも、責めることを止められない。
①
先ず自分を許す。すると、相手も許せるようになる
②
先ず相手を許す。すると、自分も許せるようになる
なんとなく筋が通っていないように見えるかもしれないが、私の経験では、こういうことが実際に起こっている。
===== 引用(再録) はじめ
なんでこの人は、こんな嫌なことを言ってくるんだろう・・・。
なんでこの人は、言うことを分かってくれないんだろう・・・。
相手の言動の意向を悪く解釈する場面って、結構あると思います。
例えば、先生が教室にいる生徒全員に向けて「静かに!」と注意したにも関わらず、そこで騒ぐ生徒がいたら、それは「自分(先生)への反発」と受け取られやすいでしょう。
でも、実は騒いだ生徒の方が先に、先生の「静かに!」という注意に対して「自分への反発」と受け取った可能性もあります。「あの注意は自分に向けられたものだ」「あの先生は、自分にばかり注意してくる」と。
自分にネガティブな目線が向けられていることを想像する被害意識は、加害者を創造してしまいます。自信がなく、自分で自分を責めがちな人は特に、外の世界に加害者を創造しやすい印象がします。
「相手の言動の意向に対してポジティブな仮説も持つこと」。これって、特にマネージャーに必要な習慣だと感じています。
===== 引用 おわり
Facebook友達 松本 桂樹さん (2017/03/10)
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