【オリンピック・無観客】大相撲は、観客のマナーがよく、観客を入れても問題は起こっていない。しかし、オリンピックは国際行事で、同じようにはいかない。「プレーブツク」違反とみられる行為が常態化している。この面では無観客がよい
オリンピックは客を入れる方が良いと私は思っていたが、実際は、ほとんどが無観客になった。報道を見ていると、結果として、無観客で良かった面もありそうだ。
私が何を見落としていたかというと、国内行事と国際行事の違いだ。大相撲は、観客のマナーがすごくよく、観客を入れても問題は起こっていない。しかし、オリンピックは国際行事で、同じようにはいかない。
東京五輪の競技会場で、マスクの未着用や大声での応援など、選手や大会関係者の行動規範を定めた「プレーブツク」違反とみられる行為が常態化している。組織委員会は「厳しい注意喚起」を実施していると強調するが、参加資格剥奪などの制裁の基準が明確でなく、実効性は不透明だ。
罰則のない行動規範は、国際行事の観客は守らないという前提で考えねばならないのだろう。
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28日に福島市で行われた日本―ドミニカ共和国。無観客のはずの客席では、同国関係者数人が「ドミニカーナ」の合唱で声援を送り、同国が先制点を奪うと、立ち上がって「フォー!」などと絶叫した。
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卓球混合ダブルス決勝では日本の水谷隼(32)、伊藤美誠(20)のペアと対戦した中国の関係者が「頑張れ」を意味する「加油」の掛け声を連呼。
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柔道会場では、ジョージアの関係者がマスクを外して応援し、大会関係者から注意される場面もあった。
<出典>
マスク未着用、大声での応援… 関係者の違反 常態化
産経新聞(2021/07/29)
競技会場でマスクなし絶叫、五輪関係者に注意喚起 違反でも処分はなし?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/119262
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