【 読書 ・男と女の違い 】手料理をご馳走してくれたり、家事をサポートしてくれたりする女性に弱い男性にとっては、それが居心地のいい日常になる。「誕生日」「クリスマス」「交際記念日」などを盛大に祝ってもらった女性は機嫌を直す。
恋のテンション
A) ここが違う
男:男は日常が好き
女:女は記念日が好き
B) 恋人を惚れ直させたいとき
男から女へ:今度の○○記念日、どこかいこうよ
女から男へ:ありあわせのもので、パパッとつくっただけだから……
【展開】
A)
ここが違う
男:男は日常が好き
男は、仕事が絶好調のときに恋をしたがる生き物です。自己肯定感が高まって、女性を欲するのです。そうやってノリノリで口説きグームに興じ、ドラマチックに交際が始まるケースが多いので、女性はその夢のようなロマンチックな時間がいつまでも続くものと勘違いしてしまいます。
しかし、晴れて交際が始まると、男性は一転してリラックスし始めます。昨日までビシッとスーツを着ていた男が、次の日からは急に生活感丸出しのジャージ姿になったり。デートをするのも面倒くさい、彼女の前ではお洒落もしない、記念日なんかどうでもいい。女性が「こんなはずじゃなかった」とがっかりするのも仕方のないことでしょう。
女:女は記念日が好き
女性は、ひとりの男性とじっくりつき合いたいと考えています。そのため、つき合っている相手にときめくことができないと、恋愛の醍醐味を感じられません。
男は「記念日」のようなムダに思える労力を使うことが好きではありませんし、ボーッとしていられる「いつもと同じ」日常が好きなのです。
日常好きの男に、女は「ちょっと最近、気を抜きすぎじゃない?」と腹を立ててしまいます。「誕生日」「クリスマス」「交際記念日」などを盛大に祝ってもらうと、女は「やっぱり私のことをちゃんと考えてくれていたのね!」と感激して機嫌を直すこともあります。
B)
恋人を惚れ直させたいとき
男から女へ:今度の○○記念日、どこかいこうよ
特別な日を大事にしているアピールは、相手よりも先に切り出すのがなによりも肝心です。「今度の誕生日だけど……」「あ、ごめんごめん、どうしようか」とさえならなければ、それでOK。
女から男へ:ありあわせのもので、パパッとつくっただけだから……
日常を大事にする相手には、手料理が効果的。手の込んだ料理よりも、「冷蔵庫の中のものでささっと」「こんなものしかないけど」という″照れ″が刺さります。
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.13
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