【 読書 ・男と女の違い 】人気、希少価値、伝統 … 違いがわからない男性は「うんちく」が大好き。いっぽう女性は、男性に比べて感覚が鋭く、スペックやデータなどを見なくても直感的に違いがわかります。モノに違いがあるのは当たり前
プレゼント選び
A) ここが違う
男:男は違いがわからない
女:女は違いなんてどうでもいい
B) 初めてのプレゼントを選ぶとき
男から女へ:よくわからなかったけど、がんばって選んだんだ
女から男へ:○○っていうブランドで、あなたに似合うと思うの
【展開】
A)
ここが違う
男:男は違いがわからない
違いがわからない男は「うんちく」が大好き
男は、自分では違いがわからないからこそ、指標に照らし合わせることで違いを発見・理解できたときの喜びが大きい。そうして「こだわり派(でも実は違いがわからない)」の男性は、ますますこだわるようになります。
そんな男性には、プレゼントと一緒にたくさんの情報。うんちくを与えるのがいちばん。具体的に男性に響くのは「人気ナンバーワン」「希少価値」「伝統のブランド」など、ベタでわかりやすいものです。評価しやすい長所があると、「それならいい品なのだろう」と安心できるからです(みんなが好きな女を好きになるのと似た心理です)。
女:女は違いなんてどうでもいい
女には、ときにはサプライズでプレゼントを
いっぽう女性は、男性に比べて感覚が鋭く、スペックやデータなどを見なくても直感的
に違いがわかります。
モノに違いがあるのは当たり前で、そんなことはどうでもいいと考えるので、それよりは「かわいい」「かっこいい」など、自分の心を動かす「グッとくる」ポイントがあるかどうかのほうがよほど大切。主観による判断だからこそ、ブレがないわけです。
B)
初めてのプレゼントを選ぶとき
男から女へ:よくわからなかったけど、がんばって選んだんだ
相手のセンスがわからないうちは、熱意でカバー。店員さんとのやりとりなど、苦労話を用意しておきましょう。そのうち「前に欲しいって言ってたから」など進歩させられば、さらにベター。
女から男へ:○○っていうブランドで、あなたに似合うと思うの
相手のセンスがわからないうちは、勢いでカバー。「一流ブランドが似合う男」と持ち上げることで、「そうかなぁ」といい気にさせましょう。
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.18
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