【 佐藤輝明 ・ 大谷翔平 】 もしも「三振恐れぬフルスイング」ができたら、私の人生はずいぶん違ったものになったようにさえ思う。今でいうなら、佐藤輝明選手も大谷翔平選手も。三振の数ではなく、ホームランの数にこだわる姿が魅力的だ。
私(=藤波)自身を振り返ると、常に三振を恐れてきたように思う。もしも「三振恐れぬフルスイング」ができたら、私の人生はずいぶん違ったものになったようにさえ思う。
前回は、豊田泰光さんを取り上げたが、今注目するのは、佐藤輝明選手。
===== 引用はじめ
豊田さんは5年前に亡くなったが、存命なら今年のプロ野球の話題をさらう阪神タイガースの佐藤輝明選手に声をかけたに違いない。
開幕から桁外れのパワーでホームランを打ちまくってきた怪物ルーキーは、三振もハイペースだ。このところプロの壁にぶち当たったか、1試合5三振もあり、シーズン最多記録を更新しかねない。それでもビュンと風を切る音がスタンドまで届きそうなフルスイングは変えないでほしい。
===== 引用おわり
ホームランを打ちまくっている大谷翔平選手も、三振が多い。古い(2018年)が、大谷へのインタビュー
===== 引用はじめ
――メジャー1年目、三振が多かったことをどう考えていますか。
「それは(三振を)しない方がいいというのは、普通に考えればその通りなんですけど……これも実力が足りないなりに、捨てた部分ではあります。『何を捨てて、何を拾うか』なので、そういう数字が伸びてくるというのは予想していました。おそらく、『三振したくないな』と思っていたら、打率もホームランも下がっていたかなと思いますけどね」
――2ストライクからもまるで三振を恐れず、フルスイングしているように見えました。
「そうしないと、次に繋がらなかったので。じゃあ、『三振をしないのが、いいバッティングなのか』と言われると、自分に求められているのはそうではないですし。打率も出塁率も残しながら、求められているのは長打力だと思っているので。
三振に関しては今後、ちゃんと練習して克服できれば必ず減ると思います。三振が減ればフォアボールも増えますし、出塁率も高くなります。なので、今は単純に実力がないからそうなっているだけ、ということですね」
屈強なスラッガーが居並ぶメジャーリーグに身を投じても、1年目から「長打力を求められている」と自覚して打席に立てる。大谷の三振の多さは、そんな芯の強さの裏返しでもあった。
===== 引用おわり
https://number.bunshun.jp/articles/-/832955
流石だ。ただ、ビュンビュンとバットを振り回しているのではない。
<出典>
鹿間 孝一、「三振恐れぬフルスイング 振るから何かは起こる」
【書く書く鹿じか】 産経新聞(2021/07/07 夕 )
https://www.sankei.com/article/20210708-CB76UL5S7JNLBO4ADCQSUSNBFI/
0 件のコメント:
コメントを投稿