【 兵庫県警 ・ 歩行者指導警告書 】無理に道路を渡ろうとする人には「レッドカード」。交付するのは、歩行者指導警告書。視覚にも訴えようと、下半分を濃い赤色にした。県警によると、歩行者への警告書の交付は全国でも珍しいという。
道路交通法は、近くにあるのに横断歩道を渡らずに横切ることや、車の直前・直後に横断することなどを禁じており、2万円以下の罰金または科料となる。交付が重なれば、県警は摘発も辞さないという。
無理に道路を渡ろうとする人には「レッドカード」。道路横断中の事故をなくそうと、兵庫県警が6月1日から、こんな取り組みを始める。
交付するのは、歩行者指導警告書。視覚にも訴えようと、下半分を濃い赤色にした。県警によると、歩行者への警告書の交付は全国でも珍しいという。
警察官が注意・警告したにもかかわらず、危険な道路横断を続けた歩行者が対象となる。違反の日時と内容、名前を記入し、上半分の白色部分は警察署に1年間保管し、赤色の部分は切り取って手渡す。
1万枚を発行し、県内46署に配布。6月1日から10日間は強化期間として、各署員が街頭で目を光らせる。
レッドカードを交付されただけでは、罰則はない。サッカーの一発退場のような強制力はないが、歩行者に安全を意識づける狙いがある。
<出典>
危険な道路横断にレッドカード 警察が導入、もらうと…
https://www.asahi.com/articles/ASP5X6253P5TPIHB00R.html
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