~ 『100分で名著』 11月28日(月) 22:25 – 22:50 Eテレ 放映 ~
(1)
修証一等 (シユシヨウイツトウ)
修行と悟り(証)は一つである
(2)
只管打坐 (シカンタザ)
全身全心でもってひてすら坐り抜き、眠り抜き、歩き抜く、その姿こそが仏であり、悟りである
(3)
諸悪莫作 (シヨアクマクサ)
修行するうちに自然と悪いことをしなくなる
<詳細>
(1)
修証一等 (シユシヨウイツトウ)
修行と悟り(証)は一つである
===== 引用 はじめ P.79
―― 修証一等、修証不二、修証一如、本証妙修 ―――
修行と悟り(証)は一つである。“本証”とは、われわれが本来悟っていることであり、その悟りの上で修行するのが“妙修”です。
===== 引用 おわり
(2)
只管打坐 (シカンタザ)
全身全心でもってひたすら坐り抜き、眠り抜き、歩き抜く、その姿こそが仏であり、悟りである
===== 引用 はじめ P.79
―― 只管打坐 ――
“只管”とは宋代の口語で「ひたすら」といった意味。全身全心でもってひたすら坐り抜き、眠り抜き、歩き抜く、その姿こそが仏であり、悟りです。
===== 引用 おわり
(3)
諸悪莫作 (シヨアクマクサ)
修行するうちに自然と悪いことをしなくなる
===== 引用 はじめ P.85
―― しるべし、「諸悪莫作」ときこゆる、これ仏正法なり ――
「諸悪莫作」と聞こえてくるのが仏の正法だ。諸悪をつくること莫れとは、わたしたちが意図的に悪事をしないようにしようとすることではなく、修行をするうちに自然とそのように聞こえてくるようになることだ。
===== 引用 おわり
引用:
ひろさちや(2016/11)、道元『正法眼蔵』、100分de名著、NHKテキスト写真も。
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