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2016年11月23日水曜日

(701) 学んだこと、三つ


(1)   自分の言葉で語る、が重要

(2)   誰が語ったか、が重要

(3)   「24人」ではなく24の「一人」、が重要

 

 神戸市看護のともしび賞 表彰式 (1119)
実は、この表彰式に出席しようとして出席したのではない。

 
「神戸市広報紙KOBE」の以下の記事を読んで申し込んだ
上野千鶴子氏による在宅医療講演会
11月19日(土)14:00~

 
ところが行って、「びっくりぽん」

14:00~ 神戸市看護のともしび賞 表彰式
15:00~ 在宅医療に関する講演会「おひとりさまの最期」
         講師 上野 千鶴子 先生


騙されて1時間拘束された気分。一種の詐欺じゃないかと思ったが、
無料で上野千鶴子先生の話を聞けるので、我慢することにした。
アブセントフィー1時間分。結局は、結構高い聴講料だった。

 
転んでも無料では起きない !
私が拾い上げたものは、次の三つである。

 

<各論>

(1)   自分の言葉で語る、が重要

神戸市長は、原稿なしで祝辞を伝えた。
結構、長かった。これは、すごいことだ。

部下の作った原稿を、ここまで暗記するのは無理だろう。
 自分の言葉で語ろうとしていた。

 
(2)   誰が語ったか、が重要

神戸市長は祝辞の中で、「べっぴんさん」の言葉を引用した
(引用したのは一節目のみ)

人を元気にするのは、希望です。
なんとか現状維持しよう思うんやなくて、
元気になれば、その先に、こんなことが
待ってるって、未来を夢みることが、
それが一番、人を元気にするんです。

 この引用自体、私も好きなのだが、それに続く市長のことばが印象に残った。

   この言葉を普通の人が言っても、なかなか響かない
   皆さんのような看護師さんが言うから、重みがあるのだ
   (ドラマの中でこの発言をしたのは、看護婦の明美さん)

 
書き言葉だけでは伝わらないものがある。
誰が、どのように話すか。

聞く人がその「誰」をどのように認識しているかが、
結局は、大きな意味をもつ

 

(3)   「24人」ではなく24の「一人」、が重要

 授賞式は1時間で、市長の祝辞が終わって、一人ひとり名前を呼んでもらって「神戸市看護のともしび賞」賞状を市長から直接手渡ししてもらって、30分経過。

あとの30分はどうするのだろうかと思ったら、全員の1分間スピーチが始まった。ひとり一人が、自分の思いを、自分の言葉で語り始めた。

 
 これは何だろう、どう表現したらよいだろうか、と考えて思いついたのが、

 ~ 「24人」ではなく、24の「一人」 ~

 
 いくら患者が多くても、忙しくても、看護婦はいつも「一人」の患者に向き合っているのだろう。大切なことだ。

 

「だまし討ち」で1時間無駄になるかと思ったが、
学ぶこともあった。

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