Facebook友達 岡野 久美 さんのページより
===== 引用はじめ
日常の五心
1.すみませんという
反省の心
1.はいという
素直な心
1.おかげさまという
謙譲の心
1.私がしますという
奉仕の心
1.ありがとうという
感謝の心
===== 引用おわり
底本:清水義範『福沢諭吉は謎だらけ。 心訓小説』2006年10月10日
有名な一節に終結した。
【天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず】
これもまた、福沢諭吉の言葉である。
この一節は、本来は平等について述べたものであるが(注)、私は、違う読み方をした。誰かと接するとき、とかく人は自分を中心に、あるいはより高く置き、自分を守ろうとする。しかし、それでは、この「日常の五心」は生まれない。
(注)この一節は、「人間はすべて平等であって、身分の上下、貴賎、家柄、職業などで差別されるべきではないということ」と言われているが、これは、福沢諭吉の言葉ではなく、もとはアメリカの独立宣言からの引用された文と考えられている。
その後に「といえり」という言葉が続いている。後の文章で実際には「人の世は平等ではない」と断言している。福沢諭吉は、人の差は生まれつきにあるのではなく【学問をしたか、しなかったか】によるものであると言いたかった。
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