5/18 22:00- BS朝日 放映済 「あらすじ名作劇場」
MCの本仮屋ユイカは「私は、推理小説を読んで、読書の習慣ができた」と言い、解説の小川義男は「ためになる本を読まねばならないと思っていた。推理小説は、隠れて読んだ」と言った。
「推理小説は、●●」とは言えない。「▲▲さんにとって、推理小説は、●●」となら言える。推理小説は、一人ひとりにとって異なる位置づけを占める。
自然科学では「▲▲さんにとって」ではなく、「誰が観察しても」が要求される。
違うなと、あらためて思った。
★「怪人20面相」(江戸川乱歩)
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1936年(昭和11年)に『怪人二十面相』で初登場し、乱歩作品では1962年(昭和37年)まで、おもに少年少女向け探偵小説『少年探偵シリーズ』に登場した。
二十面相は「変装がとびきり上手」で、「どんなに明るい場所で、どんなに近寄ってながめても、少しも変装とはわからない、まるで違った人に見え」、「老人にも若者にも、富豪にも乞食にも、学者にも無頼漢にも、イヤ女にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る」、「賊自身でも、本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」という大怪盗であり、「まほうつかいのようなふしぎなどろぼう」である。
ライバルとして、名探偵明智小五郎や、彼のひきいる少年探偵団が登場する
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Wikipedia 「怪人二十面相」より
===== あらすじ
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そんなとき、ある猟奇殺人の新聞記事が二人の目に止まる。「モルグ街」のアパートメントの4階で起こった事件で、二人暮らしの母娘が惨殺されたのだった。娘は首を絞められ暖炉の煙突に逆立ち状態で詰め込まれていた。母親は裏庭で見つかり、首をかき切られて胴から頭が取れかかっていた。部屋の中はひどく荒らされていたが、金品はそのまま。さらに奇妙なことに、部屋の出入り口には鍵がかかっており、裏の窓には釘が打ち付けられていて、人の出入りできるところがなかった。また多数の証言者が、事件のあった時刻に犯人と思しき二人の人物の声を聞いており、一方の声は「こら!」とフランス語であったが、もう一方の甲高い声については、ある者はスペイン語、ある者はイタリア語、ある者はフランス語だったと違う証言をする。
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Wikipediaの「モルグ街の殺人」からその一部を抜粋した
ごく簡単にまとめてしまうと、
エドガー・アラン・ポーが、世界の推理小説の始まりであり、
江戸川乱歩が、日本の推理小説の始まりであった。
次回の「あらすじ名作劇場」は、5/25(水) 22:00- BS朝日 放映予定
「赤と黒」ほか
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