日本は、どんどん高齢化に向かい高齢者が増えていくが、収容する施設は十分には作られないので、施設に収容しきれなくなる。
その高齢者に、かなりの割合で認知症が含まれている。つまり、認知症を含む高齢者が町を徘徊(?)する時期がやってくる。
その受け皿として、家族は当てにならないし、行政も当てにならない。地域力も弱体化しており、これも当てにならない。すなわち、当てにできるものがない。
現実問題として、どれかを強化して、当てにするしかない。
私は、地域力の強化に注目している。
地域力の強化について、以下に留意する必要がある。
1.多くの地域で、地域力が低下している
2.地域力の強化には、時間がかかる
3.良い計画を作っても、実施しないと意味がない
4.核となる複数の人材が必要である
5.そこに住んでいる人が担い手になる
6.活動は孤立せず、ネットワークを形成するのが望ましい
時間をかけてこの課題に取り組もうとするなら、他の活動を制限せざるを得ない。今住んでいる神戸市を中心として、ゆっくりでも着実に、活動を展開していきたい。
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