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2022年2月28日月曜日

(2581)拡大自殺(6) セーフティーネットを拡充する必要がある

 【 拡大自殺 ・ セーフティーネット 】事件を引き起こすリスクを低減させるためには、欲求不満や孤立などの問題を抱える人々を受け止める社会のセーフティーネットを拡充する必要がある。経済的支援整備と孤立させない仕組みづくり。


 事件を引き起こすリスクを低減させるためには、欲求不満や孤立などの問題を抱える人々を受け止める社会のセーフティーネットを拡充する必要がある。

 

 まず、欲求不満が強まる理由の一つに、低収入や失業などによる経済的困窮がある。経済的困窮に陥った人が人生に絶望せずに済むよう、低所得者対策や生活保護などの制度を必要とする人が利用しやすくなるよう見直すべきだ。

 また、独り身など孤独を感じている人を社会から孤立させないことも重要だ。人は孤独や絶望を感じたとき、誰かに話を聞いてもらえるだけで落ち着くことが多い。家族や友人がいない場合でも、精神科や心療内科への受診のほか、自殺予防などの相談を受ける民間団体もある。電話相談は心理的ハードルが低く、深刻な話も打ち明けやすい利点がある。

 

<出典>

【タイトル】 他者巻き込む「拡大自殺」 社会全体で食い止め

【新聞】 産経新聞(2022/01/19)

【発信者】精神科医 片田珠美

 

添付写真は、

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a646ef3855f5dd2dba2d2a8bfad7e69384309b7?page=3



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