【 藤井五冠 ・ 森林限界 】 5冠に達した将棋の「現在地」を問われて。「将棋はとても奥が深いゲーム。どこが頂上か全く見えない」「森林限界(樹木が生育できる上限で富士山では5合目付近)の手前。まだまだ上の方には行けていないと思う」
「森林限界手前、上はまだまだ」と言われても、私にはさっぱり分からない。
将棋の第71期王将戦七番勝負第4局に勝利し、史上最年少5冠を達成した藤井聡太五冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王・王将=が語った。
===== 引用はじめ
5冠に達した将棋の「現在地」は、富士山に例えるとどのあたりにいるかを問われると、「将棋はとても奥が深いゲーム。どこが頂上か全く見えない」と述べた上で「森林限界(樹木が生育できる上限で富士山では5合目付近)の手前。まだまだ上の方には行けていないと思う」と独特の表現で語った。
===== 引用おわり
私の解釈。
藤井五冠の目標は、タイトルを獲るとかではない。まずは、人類の到達できるギリギリのところまで到達すること。さらに、その上を目指すこと。
負けた時は、すごく悔しがる。「勝ったり負けたり」という感覚ではなく、「勝つのが当たり前」、だから彼にとっては、負けるのは「ありえない」ことなのだろう。
そして、森林限界に到達したかどうかは、何冠を得たかでは決められず、藤井五冠の感覚が決めるのだろう。
通算成績
棋士名 対局数 勝率
藤井聡太 315 0.8349
渡辺明 1064 0.6597
永瀬拓矢 601 0.7071
羽生善治 2144 0.6979
2022/02/14
閲覧。対局数が少ないといはいえ、驚異的だ。
ところで、
===== 引用はじめ
登山用語である森林限界は高木が育てなくなる限界高度のことを差す、と最初に説明しましたが、地球温暖化の影響で森林限界がどんどん上にあがっているという話もあります。たとえば富士山は、近年真冬でも雪が少なく、高度2400メートル付近までカラマツが迫り、3200メートル付近までオンダテという植物が黄色い花を咲かせているといいます。
===== 引用おわり
https://chouseisan.com/l/post-120361/
藤井五冠が森林限界に到達し、森林限界を変えていくのだろう。
将棋も碁も、人類は人工知能に勝てなくなったというのが現在の定説になっている。「AI超え」した藤井五冠がこれからどのような高みを目指すのか。楽しみだ。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000211195.html
<出典>
【タイトル】 藤井五冠富士山に例えると「森林限界手前、上はまだまだ」
【新聞】 産経新聞(2022/02/14 夕 )
添付写真は、
https://news.yahoo.co.jp/articles/21938d639c38902ff790633041733b2d6d00aefc
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