【 読書 ・ 100分de名著 】第二回は、日蓮の深い人間洞察を通して、職場、家族関係に現れる苦悩や葛藤など厳しい現実を生き抜いていく智慧を学んでいく。そこには、宗教者ならではの奥深い人間洞察、社会への深い識見が働いているのだ。
第2回 14日放送/ 16日再放送
タイトル: 厳しい現実を生き抜く
主君の命令と信仰の葛藤、同僚からの嫉妬や憎悪、親子や兄弟といった家族関係のこじれ等々、人は時になすすべもないような大きな現実の壁に直面する。そんな障害にぶつかったとき人はどうしたらよいのか? 日蓮は、法華経への信仰を重んじながらも、それぞれの状況を事細かに分析して、その人がその立場で最も生かされるような解決法を丁寧に指導する。そこには、宗教者ならではの奥深い人間洞察、社会への深い識見が働いているのだ。第二回は、日蓮の深い人間洞察を通して、職場、家族関係に現れる苦悩や葛藤など厳しい現実を生き抜いていく智慧を学んでいく。
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/prWy9qVl18/
【テキストの項目】
(1)
プロの弁護士さながら--富木常忍の場合
(2)
主君と信仰のはざまで--四条金吾の場合
(3)
「宮仕えを『法華経』と思ってください」
(4)
真実の恩を報ずること--池上兄弟の場合
(5)
自己との対決
<出典>
植木雅俊(2022/2)、『日蓮の手紙』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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