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(K1279) 「一人の時間」は、孤独の時間ではなく至福の時間(1) <仕上げ期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/10/k12791.html
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大人はとかく「嫌いなんて言っちゃダメでしょ」と言いがちですが、お月さまは違いました。うさぎがたぬきへの関わりを変えることでたぬきがそれに気づき、たぬき自身も変わっていくことに信頼を寄せていたのです
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「ぼくは となりの たぬきが きらいだ。だいっきらい!」
平成8年に鈴木出版から刊行された「となりのたぬき」(せなけいこ作・絵)は、大人がドキッとしてしまうくらい、感情をストレートに表すうさぎの言葉で始まります。
「へん、いじわる うさぎ!」「ふん、いばりや たぬき!」と、うさぎとたぬきはいつもケンカばかり。「あの たぬき、ぽかぽかになぐって…ぺちゃんこにして…とおくへぶっとばしたい!」
うさぎの言葉を聞いたお月さまは、1カ月の間、たぬきに親切にしてやることができれば、自分がたぬきをこらしめてやるとうさぎと約束をします。 … この先どうなるか気になる方は、下の<出典>からご覧ください。
大人はとかく「嫌いなんて言っちゃダメでしょ。仲良くしなさい」と言いがちですが、お月さまは違いました。うさぎがたぬきへの関わりを変えることでたぬきがそれに気づき、たぬき自身も変わっていくことに信頼を寄せていたのです。うさぎとたぬきは自分の感情を素直に表し、気持ちをぶつけ合う関係だったからこそ、互いの変化を感じ取り、受けいれ、相手を通して自分を変えていきました。
<出典>
「となりのたぬき」 相手を通じて自分を変える
【絵本を味わう 子供とともに】 産経新聞(2020/10/31)
https://www.sankei.com/life/news/201031/lif2010310006-n1.html
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