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(K1269) 眠ってばかりの状態から旅立つこと(3) <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/10/k1269-3.html
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徴用工、慰安婦と明らかな嘘を流し続ける韓国。チンギスハンの歴史を嘘で固めようとする中国。国外だけではなかった。日本の国営放送まで、大嘘を垂れ流す。嘘を流すマスコミは、何を使命と考えているのだろうか
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実在の人物をモデルに、映画やドラマをつくるのは、実に難しい。フィクションを錦の御旗として、史実にはないこと(つまり、捏造された物語)をドラマの中核に据えれば、結果として事情を知らない大多数の視聴者を騙し、間違った歴史観を植え付けることになる。
インパール作戦の最前線で再会した小学校時代の恩師が、銃撃戦で戦死する場面をドラマの山場に据えたのは、まったくもっていただけない。
作曲家の古関裕而をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「エール」。恩師のモデルである遠藤喜美治先生は、インパール作戦で戦死していないどころか、戦後も教育現場の第一線に立たれ、昭和46年に80歳の天寿を全うしている。古関が昭和19年に慰問のため作家の火野 葦平らとビルマ(現ミャンマー)の首都ラングーンを訪問したのは事実だが、戦況悪化のため前線には行っていない。
では、なぜNHKはこんな大嘘をついたのか。
「軍歌の覇王」と称された古関は、終戦後まもなくから活動を再開し、「鐘の鳴る丘」や「長崎の鐘」、「イヨマンテの夜」など戦時中と変わらぬ勢いでヒット曲を連発した。
古関は自伝「鐘よ鳴り響け」で、一連の軍歌について「国民のために少しでも役に立てたことは良かったと思う」と書いている。ドラマ制作者は、「戦争協力への深い反省が、戦後の活躍につながった」という「物語」を紡ぎたかったために恩師の戦士という大嘘をついたのだろうが、歴史歪曲が過ぎる。戦時中と同じく、また嘘を垂れ流すのですか、NHKさん。
以下は、出典から離れた、私個人の意見です。
自分たちの価値観を主張するためなら、あるいは、物語をドラマチックに仕上げるためなら、モデルの人物を勝手に作り変えてしまう。モデルになっている人物への敬意が、ひとかけらも無い。道具としてしかみなされず、人格は完全に否定されている。あまりにも気の毒だ。ドラマ作る人の傲慢さには、怒りすら覚える。
<出典>
NHKさん、大嘘はダメです(連続テレビ小説「エール」)
【風を読む】 産経新聞(2020/10/20)
添付は、
https://news.yahoo.co.jp/byline/tsujitamasanori/20201016-00202266/
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