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(K1126) 意欲がなくなる / 認知症の人の不可解な行動(9) <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/05/k1126-9.html
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「視座(物事を認識する時の立場)」が変わると、見え方が変わる。「私から見るか、世界から見るか」「主観か、客観か」「相対座標か、絶対座標か」。自分と相手では立ち位置は違う。私はどちらの側から見ているか
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(1983)での設問二つ
設問A: 前向きに未来を見、後ろ向きに過去を見る。一方、1年前は過去であり、1年後は未来である。何故か。
設問B: 鏡を見ると、左右は逆転するが、上下は変わらない。何故か。
答え:
私は「視座(物事を認識する時の立場)」の問題だと思います。別の言葉で言うと、「私から見るか、世界から見るか」「主観か、客観か」「相対座標か、絶対座標か」。ここは共通していて、Aは時間、Bは空間に展開したものです。
Aで言うと、時間のただ中にある私は基本的には未来を向いているので、私から見ると、未来が前、過去が後ろになります。しかし、時間の流れを世界から見ると、1年後は未来、1年前は過去になります。
Bで言うと、東西南北は絶対座標です。私がどちらを向こうと、東西南北は、びくともしません。他の人と話しても、北は北で、方向としては共通認識できます。しかし、左右は相対座標です。北を向いている私にとって左は西ですが、南に向き直すと左は東になります。正面に向き合って話していると、左右は逆転します。鏡像を見ていると、絶対座標である上下は逆転しないが、相対座標である左右は逆転します。
視座が違うと見え方が変わる、ということです。
これは、私の説明で、別の説明をする人もいます。興味あれば、
「前」と「後」、どちらが未来を表す言葉ですか?
https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2012/0424/501936.htm
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