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(K1107) 個人Blog 5月上旬リスト <サイト紹介>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/05/k1107-blog.html
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敗戦にともない満州から引き揚げた。宇部中学では異端視された。やがて両親が離婚、家族はバラバラになる。一家団欒への憧れ、血のつながりへの疑問が後の映画に盛り込まれることになる。 … 山田洋二の中学時代
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東京の下町、葛飾柴又の草団子屋「とらや」を舞台に展開される人情喜劇「寅さんシリーズ」は、26年にわたる48作品となり、世界最長の映画シリーズとしてギネスブック国際版にも認定された。なぜ皆に愛され、かくも長い間に渡って48作品も世に送ることができたのであろうか。
(1) 日本の風景がそこに再現されている
貧しいが家族の団欒があり、お互いに相手を気遣う近所付きあいがある。第六作のヒロイン(若尾文子)はいう、「私、何だかここに来てほっとしているの。人間が住んでいる所って気がしてね。だから昨夜は久しぶりにぐっすり眠れたわ」
(2) 葛飾柴又からカバン一つで旅に出る寅次郎、そこには、都会と遠く離れた地方での生き様がある
寅次郎が旅に出る全国各地がロケ地として選ばれ、土地の風物とともに紹介される。行かなかったは、高知県、富山県、埼玉県だけだったという。
(3) 毎回登場するマドンナの顔ぶれ
京マチ子、池内淳子、香川京子、岸恵子といった大女優からアイドル系の伊藤蘭、榊原るみ、・・・ 最後は寅さんが振られてまた旅に出る、その筋書を楽しめる。山田洋二(1931~)
大阪生まれ。東京大学卒業後松竹に入社。寅さんシリーズのほか「幸福の黄色いハンカチ」「たそがれ清兵衛」「家族はつらいよ」などの作品でも知られる。
渥美清(1928~1996)
東京生まれ。浅草の舞台コメディアンからNHKのバエティ番組で人気を得、映画界に入る。テキ屋の口上など独特の話芸と演技により寅さんシリーズで国民的人気を得た。
添付写真は、
https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/movie/1/
https://ovo.kyodo.co.jp/news/entame/a-1358149
<出典>
池井優、『あの頃日本人は輝いていた』(芙蓉書房出版)
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