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2020年5月19日火曜日

(1974)  悔しがる力(杉本昌隆八段と藤井聡太七段)


◆ 最新投稿情報
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(K1115)  約束を忘れる / 認知症の人の不可解な行動(6) <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/05/k1115-6.html
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「悔しがる力は頑張るためのモチベーション。向上心を失っていない気持ちを示すことができれば、年が離れた部下とも通じ合えるのではないでしょうか」。杉本八段の成績が好調。藤井七段の存在が闘争心を注ぎ込んだ
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 将棋の藤井七段が“奇跡”のような躍進があるが、もう一つの“奇跡”があるという。それは、師匠に当たる杉本八段が、50歳で昇級したことだ。将棋の実力のピークは20代で、その後徐々に落ちるとされており、実力ある若手が集まるC級1組からの昇級は困難とされていたからだ。

===== 引用はじめ
 著者の杉本昌隆八段は、20193月、50歳での昇級を成し遂げます。この奇跡へと杉本八段を奮い立たせたのは、藤井七段の存在でした。藤井フィーバーによって、師匠の自分まで注目される気恥ずかしさと、棋士としての自分の活躍を諦めかけてしまっていることの悔しさが、原動力となったのです。そして、藤井聡太七段が勝ち続ける秘密も、この「悔しがる力」にあることに気づきました。
===== 引用おわり

 今の時代、「悔しい」と口に出すことや、実現できないことにいつまでもこだわる「あきらめない」気持ちははやりません。

===== 引用はじめ
 しかし、藤井七段をはじめ、スポーツ選手など各界の最前線で活躍している人たちは、総じて並外れた負けず嫌いです。そして決してあきらめません。彼や彼女たちの心の底で燃え盛っているのは、まぎれもなく「悔しい」という感情、そして「不屈」の精神でしょう。
 つまり悔しがること、あきらめの悪さは一つの力だと言えます。
===== 引用おわり

 そういえば私は、あまり悔しがりません。「残念だ」という気持ちで終わっています。悲観的に結果を予想し、「うまくいかなかった。それを前提として次に何をするか」に頭が切り替わり、悔しがっている余裕がないのでしょう。

 確かに、悔しい気持ちで頑張っている人が多い。悔しがらない私は、何を原動力にして生きているのだろうか?

<出典>
弟子から刺激「向上心失わず」
産経新聞(2020/05/19)

藤井聡太の強さの秘訣は「悔しがる力」 師・杉本昌隆2年ぶりの新刊発売
https://www.sankeibiz.jp/business/news/200122/prl2001221732127-n1.htm

本は、『悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法』(PHP研究所):添付写真

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