150字でまとめるのは、とても難しい。流石『論説委員』。
気に入ったものを三つ紹介する。
===== 引用 はじめ
佐藤 好美
「信じることを、恐れず書けよ」「どこかで聞いたような話を書くんじゃないぞ」。亡き2人の先輩の言葉だ。小さくまとめるな。既成概念に頼るな、見える物も見えなくなるぞ。そう伝えたかったのだろう。
さて新年。医療、介護、いずれも激動の年となる。道なき道だが、恐れず行こう。今年も。
===== 引用 おわり
できているか否かはさておき、私も心意気は同じである。
これについては、次回にコメントする。
===== 引用 はじめ
河合 雅司
少子高齢化が進み、国勢調査においても人口減少が確認された。すでに社会保証制度はゆらぎ始め、過疎化スピードが速まってきた地方では、“消滅”の危機が語られる。だが、この国は何度も国家的危機を乗り越えてきた。たとえ小さくなろうともキラリと輝き続けられる国へ、「日本」の作り替えが急がれる。
===== 引用 おわり
先ずは、国家的な危機に面していることを自覚しよう。
国内においては、税金をあげられないなら公的サービスが減ることを覚悟せねばならない。それをどう乗り越えるか。具体的に動いていかねばならない。
国外においては、アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮、韓国それぞれがとんでもないことを仕掛けてくる可能性がある。「日本ファースト」で協調の道を探らねば、生きていけない。
先ずは、ともかく、日本を良くしていこう。日本を守ろう。
===== 引用 はじめ
鹿間 孝一
民俗学者の梅棹忠雄さんに未完の書がある。昭和40年代に構想した「人類の未来」である。目次案では「人口爆発」「資源の浪費」「大流行病時代」「弾道兵器と核」などが並ぶ。どれも現在の世界が直面している問題である。それでも未来に悲観せず、エピローグは「暗黒のかなたの光明」。遺志を継ぎたい。
===== 引用 おわり
見える人には、50年先まで見えるのだ。
悲観的に見通し、楽観的に挑戦していこう。
心も、体も、頭も、働かそう。
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