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2017年1月4日水曜日

(743) 妙法寺の追儺式 / 時を紡ぐ(4)


 加門得勇さんは妙法寺元住職で、神戸500人委員会を通じて大変お世話になっている。その縁をたどり、昨日(1/3)妙法寺の追儺式に行った。


 
妙法寺については、

===== 引用 はじめ

妙法寺

738(天平10)年、僧行基が開基しました。 平清盛が福原遷都の際、平安京の鞍馬になぞらえ、ここを新鞍馬と称して、福原京の鎮守の地として保護したといわれています。本尊毘沙門天は、平安時代の木像で、国指定重要文化財です。毎年13日の午後には勇壮な踊りの追儺式が行われます。

===== 引用 おわり

(須磨区観光協会HP→観光スポット・エリアで探す→妙法寺)

 

妙法寺の追儺式については、

===== 引用 はじめ

妙法寺の追儺式

 妙法寺の追儺式は平安時代から続くとされる伝統行事で、五穀豊穣や子孫繁栄などを願い、鬼が境内を練り回ります。妙法寺の鬼は、目に見えぬ災厄を追い払い、福をもたらす、毘沙門天の化身と言われています。

 追儺式は毎年1月3日午後1時頃から行われ、鬼が登場するのは午後3時頃です。追儺式は16時過ぎには終了し、最後に境内で福銭の入った餅撒きが行われます。

 追儺式に登場する鬼は10匹で、白い衣装をまとった太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼(槍持ち鬼)がそれぞれ1匹、黒い衣装をまとった5匹のジカ鬼、赤い衣装の子鬼が2匹登場します。

(以下略)

===== 引用 おわり

http://kobe.travel.coocan.jp/kobe/ → 「須磨区・垂水区のイベント・祭り」 → 妙法寺追儺式

 

 大変な人出だった。一つ一つの鬼の所作に歴史を感じた。餅撒きがあって、最後には毘沙門天を拝み(「見る」といってはいけないそうである)、「招福おしゃもじ」をいただいて帰った。

 

 実は、「時を紡ぐ」シリーズは(3)で終わるつもりだった。たまたま妙法寺追儺式に行ったのだが、「追儺/鬼追いは、疫病などの厄を祓う為に平安時代から行われていたと言われています」とのこと。

 このような伝統行事は、「二つ目の命」(前回(742)参照)を感じ取るよい機会と思い、その(4)の位置づけで追加した。

 

<詳しい情報のありか>

妙法寺追儺式

詳細説明は、次にある。



動画(2016/1/3)は、次にある(神戸新聞)勇壮である。


 

妙法寺関連の文献としては、

加門得勇(妙法寺住職)、「妙法寺にある薬師如来の伝承」、リレーエッセイ63、『神戸市佳族』Vol.63 (2016 1112)

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