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2016年4月16日土曜日

(479)  あらすじ名作劇場


4/13()から、BS朝日で「あらすじ名作劇場」が始まった。

 ===== 引用はじめ

名前は聞いたことあるけど、実は読んだことがない…
でも、いまさら知らないなんて、恥ずかしくて言えない…

そんなアナタに!
 「読むヒマないなら、観ればいい!」

 新感覚の番組が誕生!王道・定番・世界の名作文学の“あらすじ”を、オリジナル「再現ドラマ」でわかりやすく超解説!あの有名な物語が伝えたかったこと、隠された裏話、作者にまつわる秘話も紹介。時にはゆかりの地を、ぶらりと歩くことも。

これでアナタも文学ツウ!時を超えて語り継がれる名作は、あらすじにしても名作なのです。

===== 引用終わり


 初回は2時間で4作品。2回目以降は1時間で2作品。つまり、1作品当たりの放映時間は30分。解説やコマーシャルなどもあるので、実質は20分程度であろうか、オリジナル「再現ドラマ」が放映される。

 例えば、「ハムレット」で起こる一連の事件が、20分に凝縮される。現在日本に場を設定して、話は作り替えられている。ある意味、メチャクチャな番組である。私の感想で言うと、「あらすじを、説明言葉で示すのではなく、ドラマ仕立てで見せる」番組となる。

 
 初回に紹介された作品を、私の乱暴な解説付きで紹介すると

「あしながおじさん」… 女性作家による「シンデレラ・ストーリー」
「ハムレット」   … シェイクスピアの四大悲劇の一つ。殺人が続く
「吾輩は猫である」 … 夏目漱石の処女作。人間模様をシニカルに描いている
「海底二万マイル」 … フランスの小説家ジュール・ヴェルヌの古典SFの名作


 各々の本を好むのは誰かと想像すると、おおよそ違う塊が思い浮かぶ。「あしながおじさん」を好む読者は、他の3作品は、通常、読もうとしないのではないか。他も、同じ。

 この番組は、個々人の読書傾向・嗜好の枠を破り、拡散させる力を持つのではないかと思う。

 
今後の予定を紹介すると、

420() 「スイミー」「イワンのばか」
427() 「金色夜叉」「カラマーゾフの兄弟」
54() 「銀河鉄道の夜」「トム・ソーヤーの冒険」
511() 「こころ」「ティファニーで朝食を」

放映時間は、22:00 23:00。 BS朝日

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