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(K1422) コストかけず介護の現場を効率化、その名も「タダカヨ」(2) <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1422-2.html
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斉藤先生は「言う通りにやれば強くなるんだ」と、選手に信念を押し付ける人。井上監督は一段高い場所から選手たちを導いている観。鈴木総監督は、選手との距離を縮めながらともに上を目指す「平和」を志向
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鈴木桂治は、先日、日本オリンピック委員会(JOC)の主宰するナショナルコーチアカデミーで、「金メダリストのコーチング論」と題して講演した。比較対象として語ったのは、(1)亡き恩師の斉藤仁先生と、(2)男子日本代表監督の井上康生さん、そして(3)私(=鈴木桂治)。
(1) 亡き恩師の斉藤仁 ~ 「熱」
斉藤先生は「言う通りにやれば強くなるんだ」と、選手に信念を押し付ける人だった。信頼関係の有無など気に留めず、慕われようという下心もない。あるのは「強くしてやる」というすさまじい熱量だった。異様なほど「1」に執着する人を黙らせる答えは、勝つことだけ。
(2) 男子日本代表監督の井上康生 ~ 「誠実」
いまの男子日本代表は中心に選手がいて、井上監督が一段高い場所から彼らを導いている観がある。「最強(選手として)かつ最高(人として)たれ」を代表の信条に掲げ、監督自らが道を踏み外すことなく、厳しく身を律している。選手が心酔するのもうなずけるし、「この人についていこう」と周囲を自然に服させる指導者だと思う。
(3) 国士舘大学柔道部総監督の鈴木桂治 ~ 「平和」
選手との距離を縮めながらともに上を目指す「平和」を志向している。「信用してくれ」と頭を下げるのは、何の解決にもならない。疑念を持たれぬためには本音で付き合うほかない。意見をぶつけ合い、彼らが存分に力を出せる状況を作ることが互いの信頼につながる。酒食をともにし、彼らの芯にあるものに触れようと努めてもきた。「わがままを言ってくれ」というのが私のスタンスだ。
時代に応じて、場の状況に応じて、指導者に求められるものは変わっていく。
<出典>
理想の指導者像とは
【鈴木桂治 柔らのすゝめ】 産経新聞(2021/03/24)
写真は、
https://book.asahi.com/article/12472824
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