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2021年3月23日火曜日

(2280)  裁判にも影響「後知恵バイアス」…無意識に記憶が変わる(2)

 

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言われてみればそんな気がする-。誰しもがそんなことを感じた経験があるだろう。人間は後から結果や知識を与えられると、知覚や記憶を無意識に変化させてしまうことがある。「後知恵バイアス」と呼ばれる現象だ

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 言われてみればそんな気がする-。誰しもがそんなことを感じた経験があるだろう。人間は後から結果や知識を与えられると、知覚や記憶を無意識に変化させてしまうことがある。「後知恵バイアス」と呼ばれる現象だ。

 阪市立大の山祐嗣教授(認知心理学)によると、結果や知識を得ることで、無意識に過去の記憶を書き換えたり、知覚を修正してしまったりする現象を指す。

 山教授は「日常生活でも頻繁に起きる」とも指摘する。たとえばスポーツや選挙で自身の予想と異なる結果が出た際、「予想は外れたけど、こうなる可能性があることも分かっていた」と感じたことはないだろうか。強がりや負け惜しみではない。無意識にこう思ってしまうのも後知恵バイアスの典型といえる。

 山教授によると、物事の考え方や文化の違いにより、西洋人より東洋人の方が後知恵バイアスが起きやすいというデータもあるらしい。山教授は「後知恵により、記憶だけでなく、ものの見え方や感じ方も変わるということを知っておくべきだ」と訴えた。

 

<出典>

裁判にも影響「後知恵バイアス」…無意識に記憶が変わる

産経新聞(2021/03/17 )

https://www.sankei.com/premium/news/210317/prm2103170001-n1.html



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