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(K1407) KOBEみまもりヘルパー <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1407kobe.html
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つらかった。しかし、ある経営者から『良かったですね。火事で誰も亡くならず、けが人もなかったですね』と声を掛けられました。心がぱっと明るくなり、『自分は運が良い』と考え直し、頑張る原動力になりました
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「良かった」「悪かった」は、通常、反対言葉と見なされます。
それに対して、必ずしも「100%良かった」か「100%悪かった」とは言えないだろう、「70%良かったが、30%悪かった」も認めてよいのではないか、という考え方もあります。この場合、あることが起こった時、「100%良かった」から「100%悪かった」の間の線分の上にどこかに位置付けることができます。
それとは、全く違う「良かった」「悪かった」もあります。先ず、基準を決めて、その基準から見て起こったことが、「良かった」方にあれば「良かった」ことに、「悪かった」方にあれば「悪かった」ことになります。この場合、ある一つの起こったことに対しても、基準点を変えれば、「良かった」にも「悪かった」にもなります。
(1) 「悪いことが起こった」と思ったときは、より「悪かった」ところに基準を置くと、それは「良かった」ことになります。失敗した時も、前向きに歩き出せます
(2) 「良いことが起こった」と思ったときは、より「良かった」ところに基準を置くと、それは「悪かった」ことになります。成功した時も、奢ることなく、謙虚になれます
--コンサス入社後、さまざまな苦難を経験した
===== 引用はじめ
「大変なことは一つ一つ順番ではなく、一気にきます。リーマン・ショックで売り上げが減った上、急激な円高に伴ってリスク回避のためにやった為替予約で大損をし、その1年後には漏電による火事で工場が全焼しました。さらに、父に胆管がんが見つかり、東日本大震災にも見舞われました。そして社長に就任し、真正面から逃げることなく仕事に取り組んだことでお客さまの信頼を勝ち得て、今があると思っています」
===== 引用おわり
--なぜ、頑張れたのか
===== 引用はじめ
「火事の後、多くの経営者仲間から『頑張ってや』と励まされたのですが、『これ以上、何を頑張ればええんや』との思いが強く、つらかったです。しかし、ある経営者から『良かったですね。火事で誰も亡くならず、けが人もなかったですね』と声を掛けられました。心がぱっと明るくなり、『自分は運が良い』と考え直し、頑張る原動力になりました」
===== 引用おわり
<出典>
前向きになれた言葉の力
【関西経営者列伝】 産経新聞(2021/03/05)
コンサス土井靖士社長「コロナ禍でステンレス製にニーズ」
https://www.sankei.com/premium/news/210304/prm2103040002-n2.html
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