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(K1409) 兵庫県明石舞子団地 <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1409.html
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大人が子供の声に耳を傾け、聴くとき、子供から教えられ励まされることがたくさんあります。「おひさまは すばらしい ひに なるように でてくるもの」。子供の言葉の中に、物事の本質が隠れていることも多いのではないか
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昭和54年に岩波書店から刊行された「あなはほるもの おっこちるとこ」(ルース・クラウス文、モーリス・センダック絵、渡辺茂男訳)は、私たちの身の回りにある人やもの、ことを、子供の視点から説明し、定義した絵本です。
「ては つなぐために あるの」
「どろんこは とびこんで すべりこんで おっころりんの しゃんしゃんて やるところ」
「こどもは かわいがるもの」
子供たちは絵本に描かれた絵や文章から、新たに自分なりの説明を始めました。
「あなは手を突っ込んで…中にあるものを確かめるもの。だってさ、あなは、外からあけることもあるけど、中からあくこともあるよ。セミやモグラのあなってそうでしょ?」
「ひげは、男の人にはえるもの。女の人にも、ちょっとだけはえてるもの」
子供時代は誰もが、「これなぁに?」とあふれる好奇心で見つめ、「なんで? どうして?」と問いながら、身の回りの世界と関わっていきます。ところが、大人になると見えなくなるもの、感じなくなるものが多くあります。子供の言葉の中に、物事の本質が隠れていることも多いのではないでしょうか。
<出典>
「あなはほるもの おっこちるとこ」 あふれる素直な言葉たち
【絵本を味わう子供とともに】 産経新聞(2020/02/26)
https://www.sankei.com/life/news/210226/lif2102260006-n1.html
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