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(K1416) 100歳時代プロジェクト 「コロナ禍 健康被害を防ぐために」 <体の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/03/k1416-100.html
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私が日本人と政治について話すとき、あたかも政治を『天災』のように捉えているように感じる。疑惑や不祥事があっても『仕方がない』と受け止めている。民主主義の国なのだから、ここで我慢してはいけないはずだ
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--著書では被災者の忍耐について、「日本人の受容の精神にはもううんざりだった。過剰なまでの我慢にも飽き飽きしていた」と記した
「津波の被害があった地域の避難所では、被災者の回復力には心を打たれた。次の食事がいつ提供されるのか分からない状況で、取材する私に被災者が土産を渡そうとした。被災者同士、励まし合っている様子にも感動した。災害の被災地では、被災者に回復力や忍耐力、我慢強さがあることは、外からの支援に頼らなくてはならないわけではないという点で、強みになる」
「だが、私が日本人と政治について話すとき、あたかも政治を『天災』のように捉えているように感じる。疑惑や不祥事があっても『仕方がない』と受け止めている。民主主義の国なのだから、ここで我慢してはいけないはずだ」
--大川小の悲劇では、石巻市や宮城県を相手どり、一部の遺族が訴えを起こした
「大川小の件は、教育委員会や一部の教師に瑕疵(かし)があったのは当初から明らかだったが、訴訟は最高裁まで続いた。遺族はわが子を失い、十分苦しんだのに、苦しみが長引いた」
「多くの日本人は行政の誤りを『天災』として受容すると言ったが、訴訟に参加した遺族は違った。行政の説明をうのみにせず、納得できる説明が得られなければ問い続け、提訴に踏み切った。そして遺族側が勝訴した。こういう人が日本にもっと増えれば、日本はよくなると思う」
<出典>
英紙タイムズ東京支局長 リチャード・ロイド・パリーさん 「仕方がない」と我慢してはだめ
【3・11を想う】 産経新聞(2021/03/07)
https://www.sankei.com/affairs/news/210311/afr2103110062-n2.html
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