「生きがい活動ステーション」の「つながる交流会」に参加した。
とても良かった。
「とても良かった」と書いて終わると、そこで終わってしまう。
「どこが良かったのか?」「どのように良かったのか?」「背景にあるのは何か?」と突き詰めておくと、(無意識のポケットではなく意識のポケットに入り)次につながる。
プログラムは、
10:30~ 開会の辞
10:35~ 1年間の活動報告
10:50~ 立ち上げ団体&ボランティア実践者からのメッセージと
参加からの1分間PRタイム
11:15~ ステキなブレゼント付き!参加者交流「神戸学クイズ」
11:30~ フルート演奏
11:45~ 閉会の挨拶
解散(12:00) 各自交流タイム
3点について感想を述べる
1.プログラム
2.進行
3.中村順子理事長の閉会の挨拶
1.プログラム
私なら「何を伝えたいか」「何を知って欲しいか」から企画すると思う。このプログラムもそれを当然考えてのものだが、あまり感じさせなかった。
「どうしたら参加者は喜んでくれるだろうか」「参加して良かったと思ってもらうためにどうすればよいか」といった配慮が前面に出ていた。参加者の満足度があがれば、そこからたくさんのものを勝手に持って帰ってくれる。
2.進行
参加者にもっと発言してもらいたい気持ちと、でも進行時間は守らねばならぬという役割で葛藤がおこるのが常であるが、その葛藤が(持ち時間終了を告げる)控えめなベルの音に素直に現れていて、温かみがあった。
プログラムを見た時に「閉会の挨拶(15分)が長い」と思ったが、結局、進行の遅れをここで調整し、予定時刻で終わらせた。「発言させてもらえなかった」感を、ずいぶん減らせたと思う。お見事。
終了は、司会者の「不規則発言に私は上手に対応できません」(←正確には覚えていない)発言で見事に〆た。作為的なものでなく、司会者の思いが素直に出たと感じた。「ここでは、あなたの感じたことを、素直に言っていいのですよ」というメッセージが伝わったのではないか。
3.中村順子理事長の閉会の挨拶
理事長は、「規範」という言葉で3点あげた
①
勇気ある一言が大切
②
ひとりひとりに丁寧に寄り添うことが大切
③
考える場づくりが大切
具体的な発言に沿いながら列挙されたので、「予め準備していた」と感じなかった。引用された人は嬉しかろうし、他の人も「聴いてもらっている」と感じたのではないか。
人の話を聞くのと自分の考えをまとめるのとを同時進行させるには、なかなか難しい。慣れているのだろうが、それでも、相当の集中とエネルギーが必要だろう。
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