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2021年5月17日月曜日

(2337)  「 ききわけがいい 」が「 あきらめは悪い 」

 

◆ 最新投稿情報

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(K1478)  『 生物はなぜ死ぬのか 』、 小林武彦 <死>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/05/k1478.html

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  「 おりこうさん だな」と言われ、「 ききわけがいい 」が「 あきらめは悪い 」というのは、本人にとってかなり辛いだろう。その反対に私は、「 ききわけがわるく 」「 あきらめは良い 」方だろう。私は、幸せだ。

 

 「おりこうさんだな」と言われ、「ききわけがいい」が「あきらめは悪い」というのは、本人にとってかなり辛いだろう。「ききわけがいい」を言い直すと「がまんしている」になる。

 「おりこうさんだな」と言われるために、「ききわけがいい」なら、救いはある。しかし、「おりこうさんだな」と期待されて、心ならずも「ききわけがいい」のは、納得して「がまんしている」わけではないので、「あきらめは悪い」ということになる。

 

 私はどうかと考えてみたら、どうも「聞き分けがわるく」「あきらめは良い」方だろう。だから幸せなのだろう。もちろん、思う通りにいかないことが多いのは同じだ。そこで先ず「ききわけが悪く」抵抗しようとする。しかし、「ここは我慢しないとより悪くなる」と思ったら、「ききわけがいい」。「ここは我慢するのがよい」と自分で判断している。納得しているから、「あきらめは良い」。そもそも、終わった話として、「あきらめる」という感覚すらない。

 

<出典>

【ひなちゃんの日常】  産経新聞(2021/05/12)



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