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(K1477) 「 もしもあと1年で人生が終わるとしたら? 」 <仕上期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/05/k1477.html
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日本で、少なくとも1回目を接種した人が全人口に占める割合(
接種率 )は、4月末で約2%と先進国で最低水準だ。接種で先行する英国やイスラエルでは5~6割が少なくとも1回接種し、感染者がかなり減ってきている
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4.
ワクチン開発 国が支援を
4.1. 接種遅れの主な要因は、ワクチン確保の出遅れと欧州の輸出規制による供給制約にある
海外の先進国は日本と異なり、ワクチンを「国家防衛の道具」と捉えてきた。特に他国との交流が活発な欧米諸国は、自国への未知のウイルス流入に対する危機感が強い。このウイルスが中国で確認された直後から、国内外のメーカーとワクチンの開発段階から交渉を始めたとみられる。これに対し、日本では「対岸の火事」との意識がどこかにあったのではないか。
4.2. 国際ワクチンの実用化が遅れている背景には、国が国内メーカーを育成してこなかったことがある
開発支援や承認に至らなかった場合の補償なども含め、メーカーを後押ししなければならない。
4.3. 今後、どれだけの国民が接種されるかが焦点になる
今後、どれだけの国民が接種されるかが焦点になる。一般的に、ワクチンで集団免疫を獲得するには6~7割の人の接種が必要とされる。日本でも国民の半数程度が接種しなければ収束は見えないだろう。
続く
<出典>
岡田賢司(福岡看護大学教授。日本ワクチン学会理事長)、(4)ワクチン開発 国が支援を
【コロナ直言】 産経新聞(2021/05/03)
https://www.sankei.com/life/news/210502/lif2105020035-n1.html
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