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(K1246) 定年も退職金もない働き方 <定年>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/09/k1246.html
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家(実家)に帰れば同じお茶の間の空間に仏壇もあれば神棚もある。多くの日本人は、初詣、お盆、お彼岸、七五三、結婚式、葬儀や法事、祭礼、魔除け、祈願など、季節や人生の節目に神社やお寺と関わりをもつ
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日本人の多くは、自らは信者であるという意識なく、神道系と仏教系とのいずれもの教団がそれぞれわが教団教の信者であるとみなすような行為、行動を日常的にしている。
神社の氏子あるいは寺院の檀家としての意識を普段はもっていなくとも、祭礼の寄附に応じて実際に参加し、檀那寺の修改築に協力する人々は少なくない。
しかしながら、一人ひとりに向かって、「あなたは神社にお参りに行きましたね、ではあなたは神道の信者ですね」「お寺さんに墓参りに行きましたね。あなたは何々宗の信者ですね」と聞いてみると、「えっ、いやそうじゃないですよ」と答える人が7割がたになる。あらためて個人に尋ねれば、実際、信条として不信心や無宗教、あるいは無神論考と称する人は多いのである。
習俗、風習、慣習といったものとして、もともとは宗教的な意味合いをもっていた行為が、その意味合いは剥落しつつ、なお残存している。したがってそこは文化宗教と制度宗教とが相俟つことになるわけだが、そういった人、個人の側では信者意識は非常に低くても、それらが宗教行為であるという意識は薄くとも、教団側からすれば当然うちの信者さんということになる。
続く
<出典>
渡辺浩希、日本の宗教人口 -2億 と2-3割 の怪の解一
添付図は、「神棚と仏壇を祀るには~対立しないよう注意が必要~」より。
更新日:2019年11月1日 公開日:2017年12月9日
https://kamidanajapan.com/butsudan/
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